ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(11)

5日から8日までの三日間は「ラ・ボエーム」が配信されています。本来4月のライブストリーミングでは予定がなかった演目ですが、オッタヴァの判断でライブ並みの配信期間となったようです。
改めてこの名作に付いては触れることもありませんが、今回の放送は2016年11月20日の公演だそうで、前回2014年のフィガロに続いてゲッツェルの指揮です。キャストは、

ロドルフォ/シャホウ・ジンシュ Jinxu Xiahou
ミミ/アニタ・ハルティヒ Anita Hartig
マルチェルロ/ハヴィエル・アレー Javier Arrey
ムゼッタ/フランチェスカ・ドット Francesca Dotto
ショナール/クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner
コルリーネ/パク・ヨンミン Jongmin Park
ブノワ&アルチンドロ/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
指揮/サーシャ・ゲッツェル Sascha Goetzel
演出/フランコ・ゼッフィレルリ Franco Zeffirelli
衣装/マルセル・エスコフィエ Marcel Escoffier

ウィーンではずっとゼッフィレルリ演出がロングランを続けていて、去年12月にもライブストリーミングがありました。アジア系の人気歌手が二人も揃っていますが、最後は泣かせますね。
フィガロでスザンナを歌ったアニタ・ハルティヒのミミが圧倒的な人気で、ハルティヒも感無量の様子。
ところで第2幕、このシーンはそれこそ3密の極みですよね。何の心配も無く「ラ・ボエーム」が上演できるのは何時のことでしょうか。

このあと6日に「エレクトラ」、7日にはブリテンの「真夏の夜の夢」がアーカイヴとして放映されますが、どちらも今シーズン既に配信された公演。小欄でも感想をアップしていますから、ここでは繰り返しません。以前の記事を参照してください。

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